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開発環境

C++/CX で記述されたプログラムをコンパイルするには Visual C++ 2012 が必要です。

Visual C++ 2012

国際標準で定められている C++ 言語は Windows を含め、多くの環境でサポートされ、多様なコンパイラが存在します。しかし C++/CX は Windows Runtime アプリケーションの開発に特化した C++ 言語の拡張なので、当然 Microsoft 以外のコンパイラでは使えません。現時点では C++/CX で書かれたプログラムをコンパイルできるのは Visual Studio 2012 または Visual C++ 2012 に含まれている C++ コンパイラのみです。

Visual Studio はプロフェッショナル向けの有償版と、基本的なプログラミング機能のみを備えた無償版が用意されており、学生や学習目的であれば無償版でも十分な機能を備えています。また、無償版でも使用制限はなく、コンパイルしたプログラムを配布できます。有償版の Visual Studio には C++ を含む複数のコンパイラやツールを含むスイートですが、無償版は開発対象ごとに分離されています。

C++/CX で Windows Runtime (Windows ストア)アプリケーションを開発する場合は Visual Studio Express 2012 for Windows 8 をインストールしてください。また C++/CX をデスクトップで利用する場合は Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop をインストールします。本稿では、純粋な構文を学習するために、Windows ストアアプリケーションではなく、デスクトップのコンソールアプリケーションとしてプロジェクトを作るため、Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop を使います。

http://www.microsoft.com/visualstudio/11/ja-jp

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