WisdomSoft - for your serial experiences.

コメント

コメントを用いることで、コード内に任意のメモを残すことができます。コメントはコンパイル時に無視されるため、コードには影響しません。

コード中にメモを残す

巨大なプロジェクトになればソースコードは数万~数百万に及ぶことがあります。 それらの意味を正確に把握するのは難しく、長期に運用するプログラムであれば他人が書いたコードを保守しなければなりません。そこで、各場所にプログラムの意味や他のプログラムとの関係を明示するためにプログラムとな関係のないメモをコード中に残しておくことがあります。私たちはこれを注釈(Comment)、またはコメントと呼んでいます。

C# のコメントは C++ のコメントの仕様とまったく同じです。複数の行にまたがるコメントの標準コメントと、単一行の1行コメントの2種類がサポートされています。

標準コメントは /* で始まり */ で終わりです。この間は、改行も含めてコンパイラは無視するためソースから排除されます。

1行コメントは // で始まりその行の終わりまでがコメントになります。標準コメントは長いコメントやファイルのヘッダ部分に詳細を記すのに便利で、 1行コメントは単一の文やメソッドなどの簡易説明によく使用されます。

コード1
/*
	This is an example for Programing Language C#
	2001 (c) Leon Akasaka
*/
	
class Test {
	static void Main() {
		System.Console.WriteLine("Kitty on your lap");	//I Love cats...
	}
}

人の記憶は曖昧なので、コードから意図を読み取るのが難しい場合はコメントを残すべきでしょう。

もしくは、プログラムの中で一時的に無効化したい部分に対してもコメントが有効です。バグの原因になっていると思われる部分を一度コメント化してテストするという手法がよく使われています。